寒い日々が続いております。
カピバラに会いに動物園に行くのも、完全防寒が必要です。
最近はカピバラ温泉が流行っていて、カピバラはあったかい温泉に入っている動物園が多いのですが、見てる方(人間)は寒かったりするんですよね。

そんな中、我々人間にも温かい、画期的な展示をしている動物園があります。
なんと、動物園にストーブがあるんです!

長崎バイオパーク

その名も『カピストーブ』!
ストーブの周りにはベンチがあり、人間に優しい造りになっています。
ストーブに火が着くと、待ってましたとばかりにカピバラがわらわらやっていて、暖をとり始めます。

「あったかかね~。(あたたかいね~)」
「たまらんばい。(たまらないね)」
「あんたも来てみんしゃい。(あなたも来てごらん)」
そうカピバラたちが言ってるようです。
お言葉に甘えて、私もベンチに座って暖をとります。
本当に暖かい。
真冬の動物園で、暖まりながらカピバラと触れ合えるなんて、とても贅沢な場所です。
ここだったら、何時間でも居座れそうな気がします。

 

鷹島モンゴル村

長崎バイオパーク系列の鷹島モンゴル村にもストーブ発見!
どうも、ストーブの裏のベンチ上がベストポジションらしく、そこから動きません。
立派な温泉もあるのですが、温泉よりもストーブの方がいいらしく、温泉に入ってくれませんでした。

「ここから動かんもんね~。」
と強い意志を感じる目です。

 

同居の仔ヤギを通せんぼ。
「動かんけんね!(動かないからね)」
と振り向きながら、睨んでるようにも見えます。

 

トリアスふれあい動物園

こちらも、長崎バイオパーク系列の動物園です。
ここは薪ストーブではありませんが、大きなストーブがあります。(しかも首ふり!)
トリアスの素晴らしいところは、いろいろな動物が放し飼いされていることです。
なので、いろいろな動物が仲良く一緒に暖をとっています。

 

カピバラ、リクガメ、ミニブタ、イグアナ、ミーアキャット・・・
写真に収めることはできませんでしたが、その他にもウサギやヤギ、ビーバーもやってきてました。
多くの動物が集まり賑やかな雰囲気で、お正月に親戚が集まったような感じでした。

動物と同じ空間で、暖を共有できる動物園。
一緒に暮らしてるみたいな感じがして、より癒される気がします。
他の動物園でも取り入れてくれないかなーと思う、今日この頃です。

※写真は筆者撮影