長崎や福岡での動物窃盗事件(ここではカピバラ)について、自分の記憶と紐づいたのでメモしておきます。
以下は当該事件を伝えるニュース記事(抜粋)
追送検の容疑は、2009年11月1日午後、福岡市東区の国営海の中道海浜公園で、雌のカピバラ1匹(時価15万円相当)を袋に入れて窃取。また、今年1月18日夕、長崎バイオパークでリスザル1匹(同)を盗んだとしている。
西海署によると、カピバラは本田被告のペットショップで飼っていたが、12月に死んだ。リスザルは他の1匹とともに横浜市のペットショップに約41万円で売却したという。
同公園によると、盗まれたカピバラは昨年8月に生まれた4匹のうちの1匹で、11月1日夜にいなくなっていることが判明。「タヌキやイタチに捕食されたかもしれないと考えていた」という。長崎バイオパークの大宅貴之・業務統括管理部長は「動物と来園者の距離を近づけたいと思っている中で、こうした事件は本当に残念」と話した。
(出所:動物窃盗:ペンギン盗んだ男 カピバラ、リスザルも 長崎)
なるほど。去年の冬に海の中道海浜公園を訪れた際、いつもはマーラと共に放し飼いのカピバラ達が、一番大きい個体を除いて、ファミリーで柵の中で保護されていたのは、この事件が背景にあったんでしょうね。外敵から保護するために。しかし、その外敵がタヌキやイタチではなく、まさか人間だったとは。。。怒りとともに残念でなりません。
写真は、事件が起きた約2カ月後、2009年12月30日の海の中道海浜公園のカピバラ達です。
この子の兄弟が人間に盗まれ、そして殺されたのだ。。
一番大きな父カピ(たぶん)は、いつもどおりマーラと一緒に放し飼い。
この放し飼いとマーラとの共生が、海の中道海浜公園の最大のカピバラビューポイントなのだ。