暑い日は水族館にカピバラに会いに行こう!

梅雨明けの便りが届き始め、いよいよ夏本番となってきました。既に30度超えの日々が続き、これから夏本番になるとどうなるのか…と、不安ですが。こんなに暑いと、休みの日はついつい室内のレジャーになりがちですよね。今回はそんな暑い日にオススメの水族館にいるカピバラさんをご紹介します。全国色々な水族館にカピバラはいますが今回は東京と大阪の2箇所をご紹介。

【アクアパーク品川】

品川駅からすぐなので、移動の暑さも避けれるアクアパーク品川。昨年リニューアルして施設もキレイです。22時まで営業していますので平日の夕方頃がオススメです。館内にお酒が販売してまして飲みながら歩けちゃいます。ちなみに筆者は仕事終わりによく出没します(笑)

カピバラさんはアクアジャングルに、リクガメと一緒にいます。

ここにいるカピバラさんは仲良し三兄弟。それぞれ性格が違うようなので、性格を想像しながら見るのも楽しいです。カピバラさんとの距離も近く、小さいお子さんにもしっかり見える作りになっています。カピバラ専用プールもあります。運がよいとカピバラが華麗に泳ぐ姿をみることができます。

【動画】カピバラ3兄弟が、ひっつきもっつきしながら仲良く遊ぶ姿に癒される

さて、陸にいるイメージが強いカピバラですが、なぜ水族館にカピバラがいるの?と疑問がある方もいらっしゃるかもしれません。実はカピバラは水辺の生き物なんです。野生のカピバラは南米はアマゾン川流域に生息しています。泳ぎが得意で水の中に潜って素早く動けるんです。ということで、カピバラはペンギンやアザラシと同じく水陸両用系。カピバラを飼育する水族館も増えています。

もう少し補足しますと、カピバラは前足は指が4本。後ろ足は指が3本で、足には水かきがついています。5分ぐらいはずっと潜っていられるとか。水に入るときは目と鼻と耳が一直線になり、まるでカバのように水辺からひょこっと顔をのぞかせます。また、排泄物は必ず水辺でします。天敵に襲われないようニオイを残さないためです。そして天敵はジャガーやアナコンダ、ワニ(カイマン)といったアマゾンの強者達です。ちなみにオスにはモリージョと呼ばれる分泌腺が鼻のうえのあたりにコブのようについています。メスにはモリージョはないため、オスとメスを見分けのるは比較的簡単です。そして、カピバラはいわゆる一夫多妻制でオスのボスを中心に群れて生活します。ちょっぴりライオンみたいですね。

 

【海遊館】

続いては大阪の海遊館。多くの魚がいて見所たっぷりの水族館です。カピバラさんはエクアドル熱帯雨林エリアにいます。

熱帯魚が泳いでいるプールがあり、運が良ければカピバラさんが魚と一緒に泳いでいる姿を間近で見れます。陸地はプールの奥にあるので、陸に上がってる時は、残念ながら距離は遠い感じがします。

飼育員さんによる餌やりタイムは毎日2回あり、カピバラが飼育員さんに甘える姿が何ともかわいくて見所のひとつです。

海遊館で遊んだ後は、お隣にある天保山マーケットプレイスにもぜひ立ち寄ってみて下さい。「天保山アニパ」というふれあい施設があり、カピバラさんと触れ合うことができます。こちらも室内なので暑い日にはもってこいです。

8月になると夏休みをとる方も多いかと思います。水族館の多くの魚たちをみていると視覚的にも涼しいですし、カピバラもじっくり鑑賞できるので、水族館はオススメのスポットですよ!

※写真、動画は筆者撮影